seasons.(シーズンズ)【完】
「冬香ちゃん久し振り~」
「会いたかったよん米澤ちゃんんん!」
「身分を弁えろ金沢」
こちらも変わらず個性豊かなメンバー。
のほほん風味な加奈ちゃん。
ガバッと両手を広げ抱きついてこようとする金沢くん。
それを保護者の如く金沢くんの襟を掴んで、冷静に阻止する長谷川くん。
そして、
「お久し振りです」
最近では一緒に過ごす時間が一番長いであろうあっくん。
「え、なんで?久し振りじゃないでしょ?」
一瞬ものすごく不安になって訊ねれば、
「すいません。軽いジョークのつもりでした」
「もう……やめてよそういうの」
びっくりした。午前中だって隣の席で講習を受けたばっかりなのに。
これまでのが全部夢だったのかと疑っちゃったじゃんか。
「そうですよね、ここのところ毎日会ってますし。これは失敬でした」
ご丁寧に謝罪するあっくんの言葉に、
「毎日会ってるですって?」
夏枝ちゃんが敏感に反応した。
そうだ。夏枝ちゃんあっくんのこと好きなんだった……!
「会いたかったよん米澤ちゃんんん!」
「身分を弁えろ金沢」
こちらも変わらず個性豊かなメンバー。
のほほん風味な加奈ちゃん。
ガバッと両手を広げ抱きついてこようとする金沢くん。
それを保護者の如く金沢くんの襟を掴んで、冷静に阻止する長谷川くん。
そして、
「お久し振りです」
最近では一緒に過ごす時間が一番長いであろうあっくん。
「え、なんで?久し振りじゃないでしょ?」
一瞬ものすごく不安になって訊ねれば、
「すいません。軽いジョークのつもりでした」
「もう……やめてよそういうの」
びっくりした。午前中だって隣の席で講習を受けたばっかりなのに。
これまでのが全部夢だったのかと疑っちゃったじゃんか。
「そうですよね、ここのところ毎日会ってますし。これは失敬でした」
ご丁寧に謝罪するあっくんの言葉に、
「毎日会ってるですって?」
夏枝ちゃんが敏感に反応した。
そうだ。夏枝ちゃんあっくんのこと好きなんだった……!