seasons.(シーズンズ)【完】
*春輝side
重大任務を完了させた俺は恐怖のフリーフォールで大絶叫したのち、愛の急降下を共にした三人と揃ってうなだれていた。
「ていうか春輝くん……自分から愛の急降下とか言っといて、なんでそんなにグロッキ~?」
「オ゙レ゙ドイ゙レ゙行゙っ゙でぐる゙……」
「ゔぅ……加奈も行ぐ~……」
濁点ばかりの妙な日本語を残し、シゲと木村はフラフラになりながらトイレへ消えて行った。
申し訳ないことをしたとは思ってるが、根源を辿ればナツのせいだということを訴えたい限りだ。
「……夏枝ちゃんとあっくん大丈夫かな?」
俯いていた米澤が顔をあげる。
「あ、ああ大丈夫だろ。メールきてたけど、はぐれたついでに少し二人で回るらしいから」
俺はダルそうに体を起こし適当にあしらった。
もちろんメールがきたなんていうのは嘘っぱちだ。
「夏枝ちゃんに頼まれたの?」
「まあな」
……ん?なんだって?
普通に返しちまったけど、今なんかおかしかったよな。
米澤の発言に異議あり!
重大任務を完了させた俺は恐怖のフリーフォールで大絶叫したのち、愛の急降下を共にした三人と揃ってうなだれていた。
「ていうか春輝くん……自分から愛の急降下とか言っといて、なんでそんなにグロッキ~?」
「オ゙レ゙ドイ゙レ゙行゙っ゙でぐる゙……」
「ゔぅ……加奈も行ぐ~……」
濁点ばかりの妙な日本語を残し、シゲと木村はフラフラになりながらトイレへ消えて行った。
申し訳ないことをしたとは思ってるが、根源を辿ればナツのせいだということを訴えたい限りだ。
「……夏枝ちゃんとあっくん大丈夫かな?」
俯いていた米澤が顔をあげる。
「あ、ああ大丈夫だろ。メールきてたけど、はぐれたついでに少し二人で回るらしいから」
俺はダルそうに体を起こし適当にあしらった。
もちろんメールがきたなんていうのは嘘っぱちだ。
「夏枝ちゃんに頼まれたの?」
「まあな」
……ん?なんだって?
普通に返しちまったけど、今なんかおかしかったよな。
米澤の発言に異議あり!