seasons.(シーズンズ)【完】
「そうだ進藤!わりぃんだけど荷物持ちきれそうにないから手伝ってくれねーか?ついでに商品探すのも」
「構いませんよ。どうせ戻るところも一緒ですしね」
助かった。やはり持つべきものは友だぜ。
「その代わりと言っちゃなんですが、僕の相談に乗っていただけないでしょうか?長谷川の意見を是非聞きたいので」
「参考になるようなこと言えるか自信はねーけど……なんだ?」
「好きな人、いますか?」
内容がまさか色恋沙汰だと思ってもいなかった俺は、思わず目をパチクリさせる。
そりゃ年頃だけどよ、進藤って思春期特有の下ネタとかも通じなさそうだし、まして恋愛に疎そうだから。
こりゃ意表を突かれたぜ。
「正直今はいねーな。彼女ほしいとも思わねーし」
「そうですか。では初恋っていつでした?」
「小三だかその辺だったような……」
「やっぱりそのくらいですよね、普通は」
普通とか基準に則ってするものでもないけどな。
気が付いたら好きになってたんだからよ。
「構いませんよ。どうせ戻るところも一緒ですしね」
助かった。やはり持つべきものは友だぜ。
「その代わりと言っちゃなんですが、僕の相談に乗っていただけないでしょうか?長谷川の意見を是非聞きたいので」
「参考になるようなこと言えるか自信はねーけど……なんだ?」
「好きな人、いますか?」
内容がまさか色恋沙汰だと思ってもいなかった俺は、思わず目をパチクリさせる。
そりゃ年頃だけどよ、進藤って思春期特有の下ネタとかも通じなさそうだし、まして恋愛に疎そうだから。
こりゃ意表を突かれたぜ。
「正直今はいねーな。彼女ほしいとも思わねーし」
「そうですか。では初恋っていつでした?」
「小三だかその辺だったような……」
「やっぱりそのくらいですよね、普通は」
普通とか基準に則ってするものでもないけどな。
気が付いたら好きになってたんだからよ。