seasons.(シーズンズ)【完】
heart beat.
*秋人side
東雲中の学校祭はあっという間に一日目が終了し、本日二日目は昨日の疲れなど感じさせないくらい異様な盛り上がりを見せつけていた。
学校全体が賑々しいお祭りムードに包まれているなか、僕達のクラスのステージも無事終わって一段落したところだ。
「マジやればできんじゃん米澤さんっ」
「あ、ありがとう……私上手く出来たか不安だったから嬉しいよ」
柳田さんに抱きつかれ照れている冬香に愛くるしさを覚える。
僕は日に日に彼女のことばかり考えるようになっていた。
「とても上手にできてましたよ。ね、柳田さん?」
「マジね!初めは米澤さんついてけてなかったから心配してたけどマジよかったぁ~」
芳賀さんや長谷川に相談して僕はやっと自分の想いにケジメを付けるできた。
そして決心した。
「冬香」
「なに?」
「ちょっとお時間頂けますか?」
「……?」
冬香に想いを伝えることを。
東雲中の学校祭はあっという間に一日目が終了し、本日二日目は昨日の疲れなど感じさせないくらい異様な盛り上がりを見せつけていた。
学校全体が賑々しいお祭りムードに包まれているなか、僕達のクラスのステージも無事終わって一段落したところだ。
「マジやればできんじゃん米澤さんっ」
「あ、ありがとう……私上手く出来たか不安だったから嬉しいよ」
柳田さんに抱きつかれ照れている冬香に愛くるしさを覚える。
僕は日に日に彼女のことばかり考えるようになっていた。
「とても上手にできてましたよ。ね、柳田さん?」
「マジね!初めは米澤さんついてけてなかったから心配してたけどマジよかったぁ~」
芳賀さんや長谷川に相談して僕はやっと自分の想いにケジメを付けるできた。
そして決心した。
「冬香」
「なに?」
「ちょっとお時間頂けますか?」
「……?」
冬香に想いを伝えることを。