生意気Boyには気をつけて
「…。」
無言の先輩…
こんな先輩は、初めてで一瞬怯んでしまいそうだったけれど…
あたしは、自分の気持ちを伝えた。
「あたし…聖夜先輩の事が好きでした…でも、それは強い先輩に憧れてただけで…あたしは蓮季が好きなんです!だから…ごめんなさい…!」
あたしは、ドキドキしながら目を瞑った。
「はぁ…そっか。真梨華ちゃん、きちんと気持ちを伝えてくれて…あと振ってくれてありがとう。」
そういって…辛そうに笑う先輩。