生意気Boyには気をつけて
「おばさん…!真梨華ちゃん優しいんですよ?今日、学校長引いて疲れてるのに…僕の荷物運んでくれたんです!」
そう言って、"ほら"と最後あたしが持ってる荷物を見せた。
「あら、本当だ!ごめんね…真梨華?」
「い、いや大丈夫だよ!」
助けてくれた…
そっか…このために荷物を持たせたんだ…
あたしは、チラッと蓮季の方を見た。
《良かったな》
蓮季は優しく笑って口パクでそう言ってた。