私を見てよ…。







うとうとして寝てしまいイスから落ちる、という入学早々やらかした入学式から早、一週間が経った。








あっという間に教室に着く。

「はよっ!美緒、優菜!」

「おはよう、空!」

と私。

「お、おはよう、空くん。」

…あれ?優菜、顔赤くない?
そんなわけないか。

昨日せい…だよね?

モヤモヤしながらも席につく。


そしてHRが終わり、一時間目が始まる。

一番後ろの窓側。
ここから頬ずえをつき空を眺めながら彼、空と出会った時のことを思い出す。






< 3 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop