私を見てよ…。
ということでショッピングへ「GO」
約束の時間は11時。
支度しなきゃ~。
「服どれにしよう。」
がさがさタンスを漁り、
けっきょくラフなショートパンツにトレーナーにした。
軽くメイクして、髪アイロンして。
うん!おっけい!
鏡の前でチェックしてブーツを履く。
「いってきまーす。」
誰もいない家に声をかけて外に出る。
「さむっっ」
本当に寒い。
待ち合わせの駅にはもう優菜がいた。
「寒い!遅い!11秒遅刻!!」
と怒られた。
「ごめーん!早く行こ?」
ルンルンで歩く。
ーーーそしてショッピングモール。
今日のお目当ては、
空のクリスマスプレゼント!!
なにがいいなぁー??
いろいろな店を歩いてみる。
「ちょっと、美緒!これは??」
優菜が見せてきたのは、
お揃いのマグカップだった。
……可愛い。
デザインはピンクとブルーで
可愛い猫が描かれている。
「優菜…これにするっ!!」
即決でこれにした。
そして、
ショッピングを終え、帰った後でマグカップをしばらく眺めていた。