隣のキミへ
あの後、夜ご飯を食べてお風呂に入り、少しテレビを見た私は部屋に戻り、そのまま寝てしまった。


「ふゎぁーー」

大きなあくびをし、重たい瞼を開けた私は時計を見た。

【7時58分】

「………。ぎゃーーーーー!!!!!
         遅刻だぁーー(涙)」

入学早々、遅刻なんてヤダ…
大急ぎで制服を着た私は1階へ駆け下り、顔を洗うと、お母さんが用意していってくれていた朝ご飯も食べずにダッシュで学校へ向かった。

心愛は私が遅いから、先に行ったみたいだった。
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