届けたい想い
そして私の睡眠の邪魔をしていたあの大きな音の正体は、目覚まし時計だった。
「あーねっむー」
そういいながら、自然と目覚まし時計に目をやる。
・・・・・・・え
その時計の針は、am7時30分を差していた。
やっば!!!!
毎日一緒に学校へ行ってる友達との集合時間は、7時55分だ。
私は急いで姿勢とベッドを整え、着替えをした。
そして、もう着なれたセーラー服を着る。
実はこんな私は、今日から一応先輩となる。
だからすこしカッコつけて、スカートをおってみたり。
って、そんなことしてる場合じゃないんだってー!!
私は急いで髪の毛をセットした。
焦げ茶のセミロングの髪の毛を、できるかぎりまで上で縛ったポニーテイル。
通常オンザ眉毛のパッツンの短い前髪は、くしでなにげに整えるだけ。
そして学校指定のリュックとスクールバックを持ってリビングに向かった。