私は幽霊に恋をした
私は隼人が黙り込んだまま
屋上から出ようとする時
思い切り叫んだ。


『隼人っ…!!!』

『?』

『私…隼人が好き!!!
隼人が幽霊でもいい!!!
そばにいて…!』

『ぇ…』

隼人は目を見開き、私のぐしゃぐしゃに
赤面した顔を見つめた。
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