涙唄--ナミダウタ--



「ごめん…奏矢くんごめっ……」



「俺の気持ちよりも花音の気持ちの方が大事なのかよ。

俺の気持ちは無視かよ。




俺のことなんて……どうせ音葉しかわからねぇよ…っ!」




私の言葉を遮った。




ねぇ、今の言った言葉はなに?

それが…奏矢くんの本音なの?




何も聞けないまま、奏矢くんはここから外へ走り出したーーーーーー……。


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