女総長はお嬢様(1)修正中
<志織said>
教室に帰ってきたものの
覇者の奴らはいなかった…
「しお~り‼覇者の人達と何の話してたの~⁇」
うーん……なんて言おう…
「えっと…「秘密だよな」
だれの声だろ……
ゲッ!
なんでいるの…
「覇者の総長さんだ」
おいー。
麻衣、口に出すなよー
めんどくさくなるだろうが
「おっ、俺のこと知ってんだ」
「も、もちろんですよ」
なんかしゃべり方も変わってるよ
…麻衣さん
「りゅーなんで先に帰るんだよ」
ゲッ!
奏っていう人だ……
私チャライ人はあんまり好きじゃないんだよな……
「あれー。しーちゃんじゃん」
し、しーちゃん!?
「あの失礼ですけど…しーちゃんって…志織のことですか⁇」
「うん、もちろんじゃん…」
もちろんじゃん
…じゃねぇーよ
何勝手にあだ名つけてんだよ…
ー「何あいつ地味なくせに」
ー「奏様とあんなに仲良いの…」
ー「龍様ともどうして…」
陰口ってホント嫌い…
面と向かって言えよ…
イライラする…
「麻衣ごめんけど…私帰るね」
「えっ、なんで~」
理由は特にないけど…
ここにいたらキレてしまいそうだからかな…
「んー。なんとなくかな…じゃあ」
「えっ…ちょっ…しおり~」
返事を聞く前に帰ってしまった
何も知らないくせに
どうしてあんなに陰口言うの…
ま、もう慣れちゃったけど…
まだちょっと早いけど
倉庫に行こうかな…
修哉にはメールしておこう…
『ごめんけど、先に倉庫言っとくね』
これでよし
……行くか