女総長はお嬢様(1)修正中
3章
<志織said>
ー次の日ー
「し~おり~、おっは~」
相変わらずテンション高いな…
「おはよう、麻衣」
「昨日どうしていきなり帰ったの~?」
なんて言おうかな…
「ちょっと用事を思い出して」
「ふ~ん、そっか、志織が言わないなら何も聞かない~」
こういうのはとてもいいんだよな…
「ありがとう」
「うん~」
麻衣はほんとに優しい…
こんなに私にも声をかけてくれたんだから
感謝しなきゃな
「あっ、そうそう、今日うちのクラスに転校生が来るんだって~」
「ふ~ん」
どうでもいいや
…どうせ関わらないし
「なんか、2人も来るらしいよ~」
2人も増えるの…
えっ、2人ともこのクラスに来るの!?
あの人は自由だな…
「どんな人が来ると思う~?」
「さぁー」
「さぁーって、適当すぎ~」
適当って言われても…
興味ないし…
-ガラガラガラー
ゲッ!
覇者…
日ごろこんなに早く来ないくせになんで…
「しーちゃん、おっは~」
えっ、奏?
なんでこっち来るの
めんどくさいな…
「奏、席についとけ」
さすが総長さん、分かってらっしゃる
「えぇ~なんで~」
「奏」
「分かったよ~」
何とか席に戻っていったけど
これからどうするかな…
めんどくさいな…
「志織~どうして覇者の人たちと仲良くなったの…?」
言ってもいいのかな…
麻衣には変装してることを言っておこうかな…
「麻衣、あの「席つけー‼」
「あ、やば~い、またあとでね~」
「うん」
なんてタイミングで入ってくるんだよ…
「お前ら、知ってると思うが、今日は転校生がいるしかも2人も」
「「「「イエーイ」」」」
うるせー
何がそんなにうれしいのか…
一応、顔を見てから寝よー
「入って来い」
ーガラガラガラー
「え?」
な、なんで!?