女総長はお嬢様(1)修正中
<志織said>
昨日はいろいろありすぎて、途中で寝ちゃったからな
目が覚めたらベッドの上にいたから
誰かが運んでくれたのだろう
今日から、学校だから遅刻しないようにしなくちゃ…
今何時だろ…
えっと…朝の…8:30!!
やばい、あと15分で遅刻だよ…
「おはよ」
「おはようございます、志織」
「おっはー」
なんでこんなにゆっくりしてるの?学校は?
おっと…そんなことより…
「どうして起こしてくれなかったの、あと15分で遅刻じゃん」
「気持ちよさそうに寝てらしたので…」
こんな奴と話してるだけ無駄だ…
「私もう行くね…」
「「いってらっしゃい」」
そんなに学校までは遠くないから…
急ぎ目に歩きながら、ウィッグを三つ編みにして、眼鏡をつけて…
よし、地味っ子完成ー
これなら絶対にばれないからな…
少し本気で走ろうかな…
ダッ、ダッ、ダッ、ダッーーーー
もう門しまってるし…
しょうがない、飛び越えるか…
「よっと!」
楽勝ー
おっと。教室に行かなきゃ…
やっと、着いた
ちょっと、疲れたな…
席に着こうかな
「志織~おはよ~‼‼」
テンション高いな…
「おはよう」
この学校では問題を起こさないように決めてるんだから…
おとなしくしとかなきゃ…
演技、演技…
「今日、遅かったね~寝坊?」
「ちょっとね…」
「ふ~ん」
何とか納得してくれたみたいだな…