空の上の君へ
第一章
高1の夏
「体育祭って盛り上がるね!」
季節は夏
夏と言っても今は9月上旬
アタシは高校生になってから
初めてできた同じクラスの友達
奥原 英梨(おくはら えり)
と体育祭について盛り上がっていた
「汐里はなんか良い人いないのー?」
アタシは片岡 汐里(かたおか しおり)
女の子ってどこにいても
こういう話しが大好きだ
「んー今のところなしかな?英梨が羨ましいよ!今幸せでしょー?」
「今の状態は幸せだよ!だけどいつ、どうなるかわかんないからねぇ」
英梨は今、ひとつ年上の先輩と付き合っている
最近アタシは2人くらいに
告白されたけど…
付き合いながら好きになることも
大事だけど
付き合う前からお互いの気持ちが
通じ合っていたい、という
アタシの勝手な妄想が邪魔して
なかなか人と付き合うことができない
.
季節は夏
夏と言っても今は9月上旬
アタシは高校生になってから
初めてできた同じクラスの友達
奥原 英梨(おくはら えり)
と体育祭について盛り上がっていた
「汐里はなんか良い人いないのー?」
アタシは片岡 汐里(かたおか しおり)
女の子ってどこにいても
こういう話しが大好きだ
「んー今のところなしかな?英梨が羨ましいよ!今幸せでしょー?」
「今の状態は幸せだよ!だけどいつ、どうなるかわかんないからねぇ」
英梨は今、ひとつ年上の先輩と付き合っている
最近アタシは2人くらいに
告白されたけど…
付き合いながら好きになることも
大事だけど
付き合う前からお互いの気持ちが
通じ合っていたい、という
アタシの勝手な妄想が邪魔して
なかなか人と付き合うことができない
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