俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!
「ずっと好き…?」
それは、予想もしていない告白で、夢か現実か分からないくらいだ。
だって、まるでそんな素振りを見せてくれてなかったんだから。
「ああ。ずっと好きだったよ。だけどオレの方こそ、叶わない想いだと思ってた。だけど、違うんだな」
ゆっくり体を離した編集長は、ほんの少しだけ口角を上げて、わたしを見下ろしている。
「なあ、平瀬。もう一回言えよ」
「え?もう一回って?」
「オレを好きだって、もう一回言えって」
優しく頬に手を触れられ、胸はキュンと熱くなる。
こんな状況でも、編集長らしさは健在みたいだ。
「ほら、早く言えよ」
もう、どこまで俺様なんだか。
だけど、そんなところも、たまらなく好き…。
「好き…。大好きなの、編集長が」
と、その瞬間、編集長の唇が重なった。