俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!
いやらしいくらい、唇が重なり合う音がする。
このまま、もう一度抱かれてもいいと思いながらも、なんとか理性を保った。
「亮平…、これじゃ話が出来ないよ…」
せっかく恋人同士になれたんだもん。
いつから、わたしを好きでいてくれたのかとか、そういうのを聞きたい。
すると亮平は、不満そうな顔をしながらも、体を離してくれた。
そして今度は、ベッドの中でわたしを抱きしめたのだった。
「だから、それじゃ話が出来ないってば」
素肌で抱きしめ合うのは嬉しいけど、この態勢だと顔が胸に埋れてしまう。
だけど、亮平は離してくれなかった。
「出来るよ。香乃子の声、聞こえてるし」
「う…ん。分かった」
亮平の意外な一面を発見。
それは、二人きりの時には、こんなに甘くなるということ。
今なら、どんなことでも教えてくれるかも。
「ねえ。亮平って、いつからわたしの事を好きだったの?」