俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!
「な、何するの?」
口の悪いところはあっても、手荒いことをする様な人じゃない。
それなのに、投げつけられる様にベッドへ倒され、怖くなってきた。
ビクビクするように見上げるわたしに、亮平は一瞬唇を噛みしめると、ゆっくりと言ったのだった。
「さっきは何だよ。オレの前で、よく修司さんを誘えたよな?」
「えっ?あれは、どうしても気になることがあって…。もちろん、いずれは亮平にも話そうと思ってたんだよ?」
必死に言い訳をするわたしに、亮平は冷やかな目を向ける。
「へぇ。だけど、どうだかな。なんだかんだで、修司さんの話はうやむやにしてるし」
少しずつ近付いてきた亮平は、強引に唇を重ねてきた。
「やっ…。やめてよ!」
怖い…。
冷静さを失った亮平は、服すら乱暴に脱がせる。
「お願い。やめて…」
自然と涙が溢れるのに、亮平の手は止まることがなかった。
こんな風に無理矢理抱かれるのって、全然幸せじゃないと、初めて知ったのだった。