センセイの好きなもの
♢告白
「だーかーらー!巧先生ってとにかく食べるの!半端ないの!事務所のときはいいですよぉ、賄いだから品数いらないし。れもね、家れ食べるときはアレコレ作るから大変なの!」
「ツムちゃん、それじゃあ世話女房じゃないの。ちゃんと時給出してもらいなさいよ」
グラスに半分くらい残っているレモンサワーを一気に飲み干す。
何だか自分が宙ぶらりんのような、フラフラするというか…何とも言えない、いい気持ち。
「お酒はもうそれくらいにしときなさい。弱いんだったらこんなに飲まなきゃいいのに…ぐいぐい飲むから飲めるのかと思ったわよ」
「らって、こんなに飲んらことないもーん。紗絵さん、とことん飲もうって言ったれしょ!」
腕時計に目をやると2時間経っていた。まだまだこれかられしょ!
紗絵さんは私にバッグを持たせると、立たせようとして腕を引っぱってきた。
「言ったけど、こんなベロベロな奴と飲んだって絡まれるのがオチよ。ほら、立って」
嫌だと駄々をこねていたとき、個室の扉がガラッと開いて巧先生が入ってきた。
「ツムちゃん、それじゃあ世話女房じゃないの。ちゃんと時給出してもらいなさいよ」
グラスに半分くらい残っているレモンサワーを一気に飲み干す。
何だか自分が宙ぶらりんのような、フラフラするというか…何とも言えない、いい気持ち。
「お酒はもうそれくらいにしときなさい。弱いんだったらこんなに飲まなきゃいいのに…ぐいぐい飲むから飲めるのかと思ったわよ」
「らって、こんなに飲んらことないもーん。紗絵さん、とことん飲もうって言ったれしょ!」
腕時計に目をやると2時間経っていた。まだまだこれかられしょ!
紗絵さんは私にバッグを持たせると、立たせようとして腕を引っぱってきた。
「言ったけど、こんなベロベロな奴と飲んだって絡まれるのがオチよ。ほら、立って」
嫌だと駄々をこねていたとき、個室の扉がガラッと開いて巧先生が入ってきた。