センセイの好きなもの
♢ダンディーな大先生
男の子の名前は「煌成」くんだった。
公園は駅前ということもあって小さいけれど、ブランコに滑り台、鉄棒に砂場と一通りのものがある。
煌成くんは最初こそ人見知りをしていたけれど、すぐに私に慣れてくれて一緒に走り回って遊んだ。
こんなふうに小さい子と遊ぶのはいつぶりかな…。
「つむちゃん!ブランコ押してー!」
「しっかり掴まってね」
器用にブランコによじ登るとしっかり座る。
私が背中をそっと押してあげると、煌成くんは足をジタバタさせて漕ごうと必死だ。
「こうやって膝を曲げて伸ばすの。何回もやると漕げるよ」
隣のブランコに座ってやって見せてから、煌成くんの足を曲げたり伸ばしてみたりする。
私も年上の子に教えてもらったっけ。
「あららー?ツムちゃん?」
公園は駅前ということもあって小さいけれど、ブランコに滑り台、鉄棒に砂場と一通りのものがある。
煌成くんは最初こそ人見知りをしていたけれど、すぐに私に慣れてくれて一緒に走り回って遊んだ。
こんなふうに小さい子と遊ぶのはいつぶりかな…。
「つむちゃん!ブランコ押してー!」
「しっかり掴まってね」
器用にブランコによじ登るとしっかり座る。
私が背中をそっと押してあげると、煌成くんは足をジタバタさせて漕ごうと必死だ。
「こうやって膝を曲げて伸ばすの。何回もやると漕げるよ」
隣のブランコに座ってやって見せてから、煌成くんの足を曲げたり伸ばしてみたりする。
私も年上の子に教えてもらったっけ。
「あららー?ツムちゃん?」