極道一家のマヤ
……………え。
ええええええええええええええええええええええ!?!?!?
「ちょ…!!それ本当なの!?」
「うん。てか、『嵐』がだめなら『龍』の仲間になればいいじゃない?『龍』は確か女禁制なんて決まり、なかったはずだしね。
…龍にマヤのこと、紹介しよっか?」
私はまだ…
あきらめなくてもいいということなのだろうか…?
『嵐』以外にも、強大な暴走族はいた。
そして杏奈が…その総長と幼なじみ。
彼女の思ってもいなかった申し出に…
「お、お願いします杏奈様!!」
「はっはー、もっと敬いなさい」
私は大きく頷いた。