Last love〜君と最後の時〜
そんなことを考えながら、俺は窓の外をみていた。
裏庭が見えた。
そこには、木原と里桜が二人きりで話していた。
浮気とかじゃないよな?
大丈夫。
里桜はそんなことができるほど、器用な女じゃない。
それは、幼なじみである俺が一番よく知ってるはず…。
しばらくすると、木原と里桜が話を終えた。
里桜も木原も、かなり笑顔で楽しそうだ。
なんかイラつく…。
木原の奴…。
里桜の隣は俺だけの場所なんだよ…。