天然彼女とイケメン君
「な?大丈夫だったろ?」


「うんっ」



きっと玲音のおかげだなー。


「ちょっ、美亜。その笑顔反則だから…」


そう言って顔も耳も真っ赤にする玲音。




「へっ?普通だよっ?」



「俺にとってはやばいの!きゅん死しそうなの!」




「す、すみません…」



「今日はこれで許してあげる」



玲音はあたしを優しく抱き締めた。



びっくりして嬉しすぎて倒れそうになる。



絶対顔真っ赤だ…。




「美亜、顔真っ赤」


そう言って笑う玲音。



「うるさいっ」








「お前らイチャつきすぎ!」




やばい、恥ずかしい。



忘れてたー、みんなの事。


玲音を見ると逆にニヤニヤしている。



はぁ、なんなのー。
< 15 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop