天然彼女とイケメン君
「今美亜に話しかけんな。てか二度と美亜に近付くな。美亜、行くよ」




「あっ、うん」



怖かった…けど、玲音のおかげで助かった。






「美亜…大丈夫?アイツに何もされてない?どこも痛くない?」



すごく心配してる…。



やっぱり心配かけちゃったよね。



「大丈夫だよっ!」



これ以上心配させたくないとゆう想いで精一杯笑顔を作る。



「嘘つき…。目に涙たまってる。無理に笑わなくていいから」



「大丈夫…だよ?」


「そう…ならいいよ」




あたし…玲音に迷惑かけてばっかり…。



いいのかな、あたしなんかが彼女で…。



少し沈黙。



その沈黙を破ったのは玲音だった。
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