天然彼女とイケメン君
「俺さ…こんな時に嫉妬してる、アイツに」



玲音が…嫉妬?



「腕とか掴まれてたじゃん…それ見た時とか、俺の美亜に何触ってんだよ、とか思った。ほんと俺って独占欲強すぎだよな」



ははっと笑う玲音。



嫉妬してくれるなんて思ってなかったもん、すごく嬉しいよ?



「それほどさ、俺は美亜が好きなんだよ。まじ大好きだから」




玲音がそんな風に思ってくれてたなんて。



「あたしもね、玲音の事大好きだよ?だからね、嫉妬したって言ってくれた時、すごく嬉しかったの。あたしね、玲音といれて幸せだよ」





「やばっ…すげぇ嬉しい。てか、美亜、可愛すぎ」




「キス…してもいい?」



玲音がそんな言葉を発した。



玲音とならしたい、そう思って、あたしはコクコクと頷いた。


「目…瞑って?」


ゆっくりと目を閉じる。


数秒後、玲音からとても甘いキスが落とされた。



「一生大切にするよ、美亜」
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