嘘つきなキミ







〜〜♪♪





優と私の沈黙を裂く着信音。







--もしもし、郁美?


大丈夫か?--






「凌…、ごめんね。」





私は慌てて部屋から出る。





--今、でれる?


家の前にいんだけど--






「あ、うん。



すぐいくね。」







凌にまた心配をさせてしまった。






コートをとりにまた部屋に戻る。






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