嘘つきなキミ







「ばーか。



お前の部屋?」





俺は頷いた。







「酒井、こっち適当に座って。」






酒井と2人で話すことは多くなかった。







学習合宿に結構話したくらい。






「元気だった?


浜本くん、更にかっこよくなってて


びっくりした!」





「あぁ。


いや、酒井こそ



綺麗なった。」






酒井は少し頬を染める。








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