恋よりもっと。~トモダチ以上カレシ未満~
「何、言ってんの?あんたと仕事してたら楽しいし」
「あ、それは俺も楽しいな」
寛がへへと笑う。
少年みたいな表情だ。
寛は身長も高く、がっしりした体格だけど、顔立ちだけ見れば精悍な男前だ。
長らくそんな風に意識して見てこなかっただけに、なぜ今更寛の笑顔に胸が締め付けられるのかわからない。
「同じ課なのに、一緒に仕事するのって初だよな」
「そうだね。……ま、任せときなよ。うまいことやって、あんたに箔つけてあげるから」
「ハクって……やっぱ琴って元ヤンだろ?」
「違うし!私超真面目だから」
「真面目は突き詰めると道外れるんだよ」
「どんな理屈だ!それ」
寛と仕事するのは楽しい。
そして、寛と喋るのはもっともっと楽しい。
「あ、それは俺も楽しいな」
寛がへへと笑う。
少年みたいな表情だ。
寛は身長も高く、がっしりした体格だけど、顔立ちだけ見れば精悍な男前だ。
長らくそんな風に意識して見てこなかっただけに、なぜ今更寛の笑顔に胸が締め付けられるのかわからない。
「同じ課なのに、一緒に仕事するのって初だよな」
「そうだね。……ま、任せときなよ。うまいことやって、あんたに箔つけてあげるから」
「ハクって……やっぱ琴って元ヤンだろ?」
「違うし!私超真面目だから」
「真面目は突き詰めると道外れるんだよ」
「どんな理屈だ!それ」
寛と仕事するのは楽しい。
そして、寛と喋るのはもっともっと楽しい。