ただ、君の隣にいたいだけ
MCの引き継ぎ??ど、どういうこと?キッと亮輔さんを見るととぼけた顔をして知らん顔。河島さんも戸惑っている。
「亮輔、どういうことだ?」
「えっ?いや、ちょっと彼女勘違いしてたみたいなのでちゃんと話しておくので大丈夫ですよ。明日から入ってもらっていいですよね?」
「大丈夫なのか?相原さん、もし本当に運営スタッフがいいのなら、そっちでも・・・」
「大丈夫です。河島さん、俺を信じてください。彼女なら絶対に1ヶ月でMCを習得できるはずです」
肩に手を置かれて何度も頷く亮輔さん。河島さんは亮輔さんと私の顔を交互に見比べる。
ここでもし、出来ませんって言えばどうなる?私は運営スタッフに回されるのかな?そしたら亮輔さんとは一緒に仕事もできない。
自信なんてない。ピアノが弾けず、子どもともうまく接することが出来なくて逃げた私だ。MCなんて出来るわけない。1ヶ月で習得なんて無理。あんな大勢の前に立って話したりなんて出来ない。
でも、でも・・・
「・・・頑張ります。期待に応えられるように」
せっかく差し伸べてくれた手を突っぱねるようなことはしたくない。自信なんて全然ない。
でも努力はしたい。逃げ出して後悔してふさぎ込んでたあの自分にはもう戻りたくない。私の決意を河島さんは頷きながら笑顔を見せてくれた。
「亮輔、どういうことだ?」
「えっ?いや、ちょっと彼女勘違いしてたみたいなのでちゃんと話しておくので大丈夫ですよ。明日から入ってもらっていいですよね?」
「大丈夫なのか?相原さん、もし本当に運営スタッフがいいのなら、そっちでも・・・」
「大丈夫です。河島さん、俺を信じてください。彼女なら絶対に1ヶ月でMCを習得できるはずです」
肩に手を置かれて何度も頷く亮輔さん。河島さんは亮輔さんと私の顔を交互に見比べる。
ここでもし、出来ませんって言えばどうなる?私は運営スタッフに回されるのかな?そしたら亮輔さんとは一緒に仕事もできない。
自信なんてない。ピアノが弾けず、子どもともうまく接することが出来なくて逃げた私だ。MCなんて出来るわけない。1ヶ月で習得なんて無理。あんな大勢の前に立って話したりなんて出来ない。
でも、でも・・・
「・・・頑張ります。期待に応えられるように」
せっかく差し伸べてくれた手を突っぱねるようなことはしたくない。自信なんて全然ない。
でも努力はしたい。逃げ出して後悔してふさぎ込んでたあの自分にはもう戻りたくない。私の決意を河島さんは頷きながら笑顔を見せてくれた。