オトナになるまで待たないで
店長がやってきた。私を見て怪訝な顔をする。

「…なんか違う」

「は?」

「顔がなんか違う」

「顔ですか?」


突然、妃乃が前へ飛び出してきた。

「店長さんですか?ワタシ夏海の友人で妃乃って言います~。夏海は今日からワタシの家で面倒みますから心配なさらないで下さい。あ!これ私の名刺ですぅ」

おいおい。なんか始まっちゃったぞ!?

妃乃は美少女オーラを放出させ、熱い眼差しで店長を見つめている。


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