オトナになるまで待たないで


冬休みの最終日に家へ帰った。


疲れた…


頭がぼんやりする…


部屋の電気もつけないまま、寝っころがっていると、

インターフォンが鳴った。


店長が来た…


見なくても分かる。


私は動かなかった。

また鳴った。



誰とも話したくない。

疲れた…


本当に、




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