オトナになるまで待たないで
おおおお!!!

と声が上がった。


コイツ!!
何てことを!!!!

「ち、違っ…!」

「『部長が出たら教えて』『今、部長勝ってるの?』って、そればっかりだったんですよ~」

「キンダンの恋じゃないっすか!」

「やりますね、部長!」


部長は、相変わらず静かに笑って防具を片づけている。

「違います!いや、違わないですけど!ちゃんと他の方も応援していました!」


後ろから、低い声が聞こえた。


「おい」

店長が、不機嫌MAXという顔で立っていた。

「ガキは帰れ」



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