オトナになるまで待たないで
ユニフォームに着替えて、タイムカードを乱暴に押した。
「青木さん…」
「おっはよ~」
「店長、マジでムカつくんですけど!」
さっきあった事を話した。
青木さんは、深く深くうなずいた。
「男は、いくつになっても子供だよね」
「子供っていうか、意味分かんないです!」
「発情してるんだよ」
は…発情…?
青木さんは「いけない、いけない」と口に手を当てた。
「ごめんね!オバサンになると、こういう事が平気で言えるようになっちゃって!」
な、何を…な、、、、