オトナになるまで待たないで
青木さんが声を潜めた。
「昨日、大会だったでしょ?」
「そ、そうです」
「むっっちゃ怒ってた」
「はあ!?」
「なっちゃんが、ピンクの薄っぺらい服着てきて『部長部長』言ってたって」
「言ってません!!!」
お客さんが入ってきた。
「いらっしゃいませ~」
「いらっしゃ…!」
なんで…?
ゴウが、ゴウのまま入ってきた。
「どうしたの!?」
「会いに来た」
「だって、まだ…」
「待ってる」
青木さんが目を見開いて言った。
「え?アタシ帰らなきゃダメ?」
「昨日、大会だったでしょ?」
「そ、そうです」
「むっっちゃ怒ってた」
「はあ!?」
「なっちゃんが、ピンクの薄っぺらい服着てきて『部長部長』言ってたって」
「言ってません!!!」
お客さんが入ってきた。
「いらっしゃいませ~」
「いらっしゃ…!」
なんで…?
ゴウが、ゴウのまま入ってきた。
「どうしたの!?」
「会いに来た」
「だって、まだ…」
「待ってる」
青木さんが目を見開いて言った。
「え?アタシ帰らなきゃダメ?」