オトナになるまで待たないで
私と妃乃は、黙り込んだ。


「…身長が、175センチ越したからね」

「足のサイズが28センチだから、まだ伸びるかもね…」

「言わんといて」



そう言われても…

私は妃乃が履いているビーサンに目をやった。

「今見たやろ!」

「見てません」

「ウソや!見た!」
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