オトナになるまで待たないで

平日の午前中なんて、こんなもんだ。

「早く降りよう!」

「青木さんが前から二番目で!」


「私は従業員だから…」

「だって妊娠したんでしょ」


それを聞いた一人が、

「僕、最後でいいですから」

と言った。

< 389 / 472 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop