オトナになるまで待たないで

佐々木さんが起き上がった。

「背中…痛い」

「早く出てよ!」

「俺が死んだら、子供らも自分を責めるのかなぁ」

「当たり前でしょ!一生後悔するんだよ!」


佐々木さんは立ち上がった。

でも相当飲んだみたいで、肩を貸してもまともに歩けない。



これ…階段は無理かも。
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