冷酷な彼は孤独な獣医
そんな事を考えていると電話は切れた。



それからあたしは、昨日干した洗濯物を畳み、

異常なくらい乾く喉に、

何度も冷蔵庫からジュースを取り出し飲んでいると、

時間は1時半になっていた。




あぁ、なんかお腹空いてきたなぁ。

もう一時半かぁ。

っていうか、午前中の診療時間12時までだよなぁ。

早く来ないかなぁ龍。





それから少しすると階段を上って来る足音が聞こえてきた。




やっと来た龍!



そしてドアが開く。


「おう!起きてたか酒乱!」


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