冷酷な彼は孤独な獣医
「それだよそれ!その口が災いして、

お客さん1人失ったんだからね!


その飼い主さん別の病院に行ってるんだって!

龍が失礼な事言うからだよ!」


「俺は本当の事を言ったまでだ」


「最悪!」


「他に行きたきゃ行けばいいんだよ」


龍はノートを閉じると立ち上がり部屋を出て行く。


「まったく!」


あたしは龍が座っていた椅子に座ると、

目の前のノートを手に取った。




毎日なに書いてるんだろう?

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