冷酷な彼は孤独な獣医
ありがとうマコ……
それから数日が経ち、相変わらず桐島さんは完璧に業務をこなしていた。


あたしは、龍の診察を手伝う事はほとんどなくなり、

やるとすれば画像を撮る時に、

桐島さんと一緒に動物を保定するくらいで……



あたしの仕事といえば、

掃除と消毒それと受付に電話対応。


それと飼い主さん達との会話くらいで。


でも、お陰で飼い主さん達とはかなり仲良くなった。



「理央ちゃんこんにちは!」


「こんにちは渡辺さん!マコちゃん!」


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