冷酷な彼は孤独な獣医
「そうだよ!龍は知らないかもしれないけど、

ペットのしつけの事で悩んでいる飼い主さんはたくさんいるんだから!

みんな龍には聞きづらいって言って、あたしに聞いて来るの!」


「それはそれは人の役に立てて良かったな」


「なによその言い方!」


龍は、料理を全て並べ終わると椅子に座る。


「さっさと食え!」



昼食を食べ終わると龍は書き物を始め、

少しすると1階へと行った。


テーブルの上のノートを手に取り開く。


すると、ヘルニアのミニチュアダックスの飼い主さん宛てに書いたページがなくなっていた。




捨てたんだ………
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