冷酷な彼は孤独な獣医
「うわっ!凄い!」


「明日、飼い主から保健所に連絡入ってないか確認する」



龍はキッチンの方へ行くと、

タッパーに水を入れる。


「でも、その間この子の事なんて呼べばいいの?」


「犬!」


「なによそれ!あっ!モグは?

モグモグ食べてるから!」



「最悪な名前だなぁ」



龍はタッパーに入れた水を犬の前に置く。


< 32 / 650 >

この作品をシェア

pagetop