冷酷な彼は孤独な獣医
そして龍はあたしに顔を近づける。


ドキッ




近くで見る龍の顔はすごく綺麗で、

それでいて男なのに色気があって、

あたしはそんな龍にドキドキしてしまう。



そして徐々に体は熱くなり、

あたしは龍から視線を外した。




すると龍が口を開く。



「おい、そこのメス!俺を男として意識するな!」



えっ?

あっ?

んっ?



「はあーっ!!!!

なによそれ!

メスってなによ!

別に意識なんてしてないんだから!」

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