冷酷な彼は孤独な獣医
「起きろ雑用!」


カーテンを開ける音と共に、龍のそんな声が聞こえて来た。



「んん………眩しい………」


あまりの眩しさの布団に潜るけど、

龍の手によってすぐに布団は、はがされてしまう。



「さっさと起きて、犬の散歩に行って来い!」


「えぇー」


あたしはしぶしぶベッドから起き上がると寝室を出た。


すると、昨日の犬がしっぽを振りながらあたしの所へ来る。








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