冷酷な彼は孤独な獣医
あたしと結奈ちゃんは、まるで友達の様に仲が良くなり、

敬語で話す事もほとんどなくなった。


「まぁ……でもあたしは受付業務がほとんどだから、

理央ちゃんに比べたら全然だよ」


「そんな事ないよ!」


「ねぇ理央ちゃん?」


「ん?」


「今度の休みなんだけど、一緒に飲みに行かない?」


「えっ!あたしお酒飲めないけど……それでもいいなら」


「そうなの?全然?」


「いや…ちょっとは飲めるんだけど、

あまり癖が良くないみたいで……アハッ

でも!結奈ちゃんと飲みに行きたい!」


「本当!」


「うん!」


「じゃあ行こうよ!」



そしてあたしは、次の休みに結奈ちゃんと飲みに行く事になった。


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