冷酷な彼は孤独な獣医
そしてデート当日。


あたしは5時に目を覚まし、

リビングへ行くと龍は書き物をしていた。


「おはよう龍!」


「奇跡だな」


龍はノートを閉じるとあたしを見る。



「アハハッ今日のデートが楽しみで、

早く目が覚めちゃった!」


「まるでガキだな」


龍は椅子から立ち上がると、

部屋を出て行こうとする。

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