冷酷な彼は孤独な獣医
それから少しすると、瑞樹さんはいろんな料理を出してくれた。


「うわぁ!お米食べるの久ぶりだぁー!

しかもこの野菜炒め、豚肉入ってるし!

あっ!味噌汁も!

えーっ!焼き魚まで!

すごーい!」



「たいしたものじゃないのにそんなに喜んでもらえると、

作った甲斐があるよ!」



瑞樹さんがそう言ってほほ笑むと、

龍が呆れた様に話す。



「っていうかお前、今までなに食べてたんだ?」


「んーと、具がキャベツだけのお好み焼とか、

もやしだけの野菜炒め、あっ!もやしだけならもやし炒めかぁ!

アハハハッあと………水を大量に飲んでた!」


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