LOVE・ホテルに行こう。
そして心が沈んでる最大の理由。


…誕生日。


昨日は私の28歳の誕生日だった。


誕生日に1人ってことは今までだってあった。
全然、落ち込む事でもないのに。


色んな理由がごちゃ混ぜになり1人でいることが寂しかった。


…だから。


人恋しかった。


…人肌恋しかった。


言い訳を頭に並べて昨日の私の行動と感情を肯定する。





「お客さん、そろそろマンションに着きますよ」


おじいちゃん運転手の優しい声で目を開けた。


朝の光が私を現実にさらし昨日の事は夢ではなかったとズッシリと気持ちを重たくさせた。


帰ってシャワー浴びよう。


それから…ひとまず現実逃避だ。


寝よっ。


逃げ込むようにマンションの部屋に入って行く。











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