LOVE・ホテルに行こう。
3
「ちょっ、美久。あんたボ~っとしてると田村君盗られちゃうよ」
「何が?」
朝からおはようも言わないで智子が言ってきた。
「ったく、これだから。
奈美ちゃんが田村君に言い寄ってるの知らないの?噂だよ。田村君に限ってないと思うけど、奈美ちゃん可愛いからグラッとするかもしれないよ。美久、シッカリ、目光らせときなさいよ」
初耳。
私と付き合ってるって知ってるはずなのに言い寄るってよっぽど好きなんだろうな。
「しょうがないよ。その時はその時で。
それは田村君が決める事だから」
パソコンの電源を入れ書類を出す。
「美久って、そう言う所あるよね。
物分かりがいいって言うか、サッパリし過ぎてるって言うか。田村君からしたら寂しいんじゃないの、その言い方。私だったら凄くヤキモチ妬くけどな」
私の反応に呆れたのか自分の席に戻った智子。
田村君の方を見るとパソコンの画面見てる。
物分かりがいい。
サッパリし過ぎてる。
そうなのかな?
課長が席に着いて週始めの朝礼が始まった。
会社では仕事第一。
智子が言った事は頭の隅に追いやり仕事の事を考える。
「何が?」
朝からおはようも言わないで智子が言ってきた。
「ったく、これだから。
奈美ちゃんが田村君に言い寄ってるの知らないの?噂だよ。田村君に限ってないと思うけど、奈美ちゃん可愛いからグラッとするかもしれないよ。美久、シッカリ、目光らせときなさいよ」
初耳。
私と付き合ってるって知ってるはずなのに言い寄るってよっぽど好きなんだろうな。
「しょうがないよ。その時はその時で。
それは田村君が決める事だから」
パソコンの電源を入れ書類を出す。
「美久って、そう言う所あるよね。
物分かりがいいって言うか、サッパリし過ぎてるって言うか。田村君からしたら寂しいんじゃないの、その言い方。私だったら凄くヤキモチ妬くけどな」
私の反応に呆れたのか自分の席に戻った智子。
田村君の方を見るとパソコンの画面見てる。
物分かりがいい。
サッパリし過ぎてる。
そうなのかな?
課長が席に着いて週始めの朝礼が始まった。
会社では仕事第一。
智子が言った事は頭の隅に追いやり仕事の事を考える。